【ふつうの家族】(207) 辻堂ゆめ・作 伊藤健介・画

 三十年以上の時を経て再会した元恋人は、ビール腹が年々育っている夫とは違い、お洒落(しゃれ)でスマートな中年男性になっていた。
 
 ホテルの宴会場や、二次会の居酒屋で話 ・・・

【残り 712文字、写真 1 枚】



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