最高峰サーフレース挑戦 7月、ハワイ横断120キロ 大会最年少「完走する」 いすみ市の中学2年、阿出川龍ノ介さん

ハワイのマウイ島―モロカイ島―オアフ島を渡る海峡レースに大会最年少の13歳で出場する阿出川さん=4月18日、いすみ市
ハワイのマウイ島―モロカイ島―オアフ島を渡る海峡レースに大会最年少の13歳で出場する阿出川さん=4月18日、いすみ市
大会本番に向けていすみ市和泉浦でトレーニングする阿出川さん=4月20日(家族提供、Pedro Gomesさん撮影)
大会本番に向けていすみ市和泉浦でトレーニングする阿出川さん=4月20日(家族提供、Pedro Gomesさん撮影)

 13歳の少年が大きな夢をつかもうとしている。いすみ市立岬中学2年の阿出川龍ノ介さんが1人乗りの特殊なサーフボード「フォイル」を使い、7月に米ハワイ州の海峡などを渡る全長計約120キロの3レースに大会最年少で初出場する。世界最高峰の大会挑戦権を得た若きアスリートは「自然が相手のレースだが、何があってもゴールする」と真っ黒に日焼けした顔で決意を口にした。

 阿出川さんの祖父、輝雄さん(82)は旧岬町(いすみ市)出身で、日本にサーフィン文化を持ち込んだパイオニアの一人とされ、 ・・・

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