2025年4月11日 16:00 | 有料記事

児童が抱きかかえられ入れられたごみ箱(松戸市教育委員会提供)
千葉県松戸市立小学校で30代の女性教諭が特別支援学級の児童に体罰を加えた上、校長に虚偽の報告をしていたとして、同市教育委員会は11日、記者会見を開き謝罪した。教諭は児童をごみ箱の中に入れて蹴り、児童は転倒して歯を折ったが、校長への報告や市教委の聞き取りに対し、蹴ったのはごみ箱だけだと説明していた。児童の保護者が松戸署に被害届を出し、同署は傷害事件として捜査している。
同市教委によると、特支学級担任だった教諭は昨年10月8日午後2時25分ごろ、小学校の教育相談室で、特支学級2年生の男子児童(8)=当時=を抱きかかえてごみ箱の中に入れ、立たせた状態で、ごみ箱を蹴って児童を転倒させたという。この際、児童は床に口付近をぶつけ、永久歯の前歯1本が5ミリほど折れた。
しかし、教諭は校長に対し、蹴 ・・・
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