「梨」花粉作り担う 農福連携、新たな可能性 いすみ

葯を採取する機具で作業する障害者ら=9日、いすみ市
葯を採取する機具で作業する障害者ら=9日、いすみ市
葯を細かい網でふるいをかけて選別する。その後半日かけて乾燥させると中から黄色い花粉が採れる
葯を細かい網でふるいをかけて選別する。その後半日かけて乾燥させると中から黄色い花粉が採れる

 梨産地のいすみ市岬町地区で9日、人工授粉に追われる梨農家の負担軽減につながる取り組みとして、同地区で障害者向けの福祉事業所などを運営する社会福祉法人「ピア宮敷」が、花粉作りまでの工程を初めて行った。人手や手間がかかる授粉作業の新たな農福連携として注目を集めそうだ。

 同法人では一部の梨農家のニーズに応え、今年 ・・・

【残り 517文字、写真 1 枚】



  • Xでポストする
  • LINEで送る