2025年3月16日 05:00 | 有料記事

成田空港の駐機場に止まる航空機の車輪止め「木製チョーク」の廃材を再利用し、地域振興の場や就活イベントで配布するラゲッジタグとキーチェーンを制作した。1年間で役目を終えるANA所有の木製チョークは約150本。グランドハンドリングに携わる中、「大量の廃棄に驚いた。現場発のSDGsに取り組みたい」と思った。
長生村出身で父親と空飛ぶ航空機をよく眺めた経験から成田空港が好きになった。プッシュバックなど駐機場のグランドハンドリング業務に憧れ、今の会社を志した。
産業廃棄物の管理を担当した際、使い込んで劣化した山積みの木製チョークを見た。航空機 ・・・
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