【ふつうの家族】(115) 辻堂ゆめ・作 伊藤健介・画

 二人だけの飲み会は、和やかに進んだ。都庁で出世頭の寺山(てらやま)や、海外駐在を任される実力のある原(はら)がいれば話は別なのだが、和則(かずのり)と広中(ひろなか)とでは ・・・

【残り 775文字、写真 1 枚】



  • Xでポストする
  • LINEで送る