2025年2月13日 05:00 | 有料記事

銚子葡萄酒醸造所で自社ワインを手にする坐古代表(左)と地域おこし協力隊員の高井さん=銚子市

2024年度醸造の新酒の白ワイン。タグひもには漁網を使い、KISSAKI(中央)のラベルに描かれる鶴は漁師の伝統的祝い着「万祝」の絵柄からデザイン
銚子市内で初のワイナリーとなる「銚子葡萄酒醸造所 座古萬蔵商店」を2023年に開設し、ワインの醸造に乗り出した。食品原材料の卸売などを手がける丸徳商事の事業として4代目の坐古拓也代表(39)が立ち上げた。全国有数の水揚げ量を誇る漁港を有する漁師町で、海の幸と共に楽しめるワインを通じて「地域活性化に貢献したい」と意気込む。
大正期創業の座古萬蔵商店がルーツ。調味料や食品原材料といった製品を地域の水産加工会社などに提供している。
東京で別の仕事をしていた坐古さんは、 ・・・
【残り 813文字】