【ふつうの家族】(74) 辻堂ゆめ・作 伊藤健介・画

 むしろ競技をする上では非常に楽で、とうとう自分にも生理が来たと分かったときには、内心憂鬱(ゆううつ)になったものだ。
 
 母は密かに心配していたのか、舞花(まいか)が ・・・

【残り 741文字、写真 1 枚】



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