いすみ市の日本料理店「割烹かねなか」は、大原漁港で近年水揚げ量が増加しているトラフグを使ったコース仕立ての新メニュー「究極のいすみ天然トラフグ定食」（税込み１万７８０円、要予約）の提供を始めた。「ふぐの王様」と称される高級魚の旬をふんだんに味わえるぜいたくな“冬御膳”。同店は地域の名物としてアピールする。

　冬の味覚の代表格として知られるフグ。本来フグは温暖な気候を好む西日本で多く取れるが近年、温暖化の影響により、関東でも漁獲量が増えている。

　県内のトラフグ漁獲量の約７割を占める夷隅地域。市によると、夷隅東部漁　・・・

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