2024年12月27日 05:00 | 有料記事

成田山新勝寺

香取神宮
千葉県内各地の神社・仏閣で初詣の受け入れ準備が進んでいる。本日付紙面では、例年にぎわいを見せる有名スポットを見開きで特集。さあ、間もなく期待膨らむ新たな年の幕開けだ。家内安全、商売繁盛、厄よけ祈願…。一年の始まりに、皆さんは何を願う?
◆香取神宮(香取市)
全国約400社の香取神社の総本社で、日本書紀に登場する武神「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」を祭る。三が日は家内安全や商売繁盛などを祈願する参拝客らでにぎわう。参道には土産物店が並び、名物の団子も楽しめる。
創建は紀元前643年と伝えられている。国の重要文化財に指定されている本殿は1700年、江戸幕府5代将軍の徳川綱吉により造営された。
大みそかは午後3時から大祓(おおはらえ)式、同5時から除夜祭。元日は午前5時から歳旦祭が行われる。
◇香取市香取1697の1。東関道・佐原香取ICから車で2分。駐車場あり。(電話)0478(57)3211。
◆猿田神社(銚子市)
開運や方位よけ祈願などで各地から信仰を集める古社。導きの神とされる猿田彦大神とともに、天鈿女命(あまのうずめのみこと)、菊理媛命(くくりひめのみこと)を祭る。
源氏や千葉氏など多くの武将から寄進を受ける一方、周辺の総氏神として庶民からも崇敬されてきた。境内の森は県天然記念物の指定を受けており、一帯は荘厳な雰囲気が漂う。
江戸時代の1680(延宝8)年に改築された本殿は県指定有形文 ・・・
【残り 5524文字、写真 19 枚】


