【ふつうの家族】(8) 辻堂ゆめ・作 伊藤健介・画

 和則(かずのり)の位置からでは息子の声がよく聞こえなかったが、どうやら気が変わったという趣旨の返答があったらしい。「まったくもう、気まぐれなんだから」と冴子(さえこ)は困ったような声 ・・・

【残り 817文字、写真 1 枚】



  • Xでポストする
  • LINEで送る