2024年12月19日 05:00 | 有料記事

入り口の看板やトーテムポールまで手作り感満載。オーナーの平野さんは副業で彫刻作品の制作にも励んでいる

印旛沼を望む雄大な景色が広がるBBQハウス SETO。元々は木々が生い茂っていたが、整備して現在の眺望を確保したという=印西市瀬戸
印旛沼と青空の雄大なコントラスト、マンション群や東京スカイツリー、富士山…。発展著しい千葉ニュータウン(NT)地区など充実した都市環境で知られる印西市の郊外で、圧巻の大パノラマが味わえる一日1組限定のバーベキュー場を開業し今年で5年目。音楽や自転車などの趣味で集える場をコンセプトにした穴場スポットは、市内外でじわじわ評判を高めつつある。
「都会の喧騒(けんそう)を忘れ、ゆったりとした時間を満喫できるプライベート空間なんです」。オーナーの平野英之さん(62)がこだわり抜いた地には「音がない」とも形容できる静寂が広がっている。
学生にも手が届く価格帯で運営しており、不要になった廃線の枕木をもらい受けて敷き詰めたり、自作 ・・・
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