鎌ケ谷市は１３日、全市立中学校５校で統一した共通デザインの「標準服」を来年度から導入すると発表した。地球温暖化による猛暑日の増加や性の多様性への配慮などから、標準服はブレザー型とし、スラックスとスカートを生徒が自由に選べるようにした。性的少数者に配慮し制服の選択を認める取り組みは千葉県内各地に広がりを見せている。

　同市教委によると、５校の制服は男子が学ラン（詰め襟）、女子がセーラー服で、スカーフの色などが各校ごとに異なる仕様になっている。だが、近年の災害級の暑さや性の多様性への配慮を巡る論議の高まりを受け、２０２３年度から市内の小中　・・・

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