【オルロージュ】(312) 小川哲・作 岡野賢介・画

 ◆第三十二章 若松佳比佐(4)
  
「まあ、記者として信用していただいたなら、それで十分です」と私は答える。

 遊んでいた槙原の息子がテーブルに戻ってきた。「喉渇いた」と ・・・

【残り 757文字、写真 1 枚】



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