タコ唐揚げ×もちもちパン×こんがりチーズ いすみ発幸せサンドイッチ 映画なぞらえ大原高生ら 将来的ご当地グルメ化も

映画の上映会で「いすみ版ハッピー・サンドイッチ」を提供する大原高生=いすみ市
映画の上映会で「いすみ版ハッピー・サンドイッチ」を提供する大原高生=いすみ市
タコの唐揚げが入る「いすみ版ハッピー・サンドイッチ」
タコの唐揚げが入る「いすみ版ハッピー・サンドイッチ」

 沖縄で話題の映画「HAPPY SANDWICH~幸せのサンドウィッチ~」になぞらえ、いすみ市の県立大原高校の生徒らが、地元食材などを用いた“いすみ版のハッピー・サンドイッチ”を発案した。まだ試作段階だが、沖縄の魅力PRイベント前夜祭で来場者に振る舞われ、評判は上々。生産者や観光客に取材やアンケートを重ねてきた生徒たちは「食材にいろんな人が関わっているんだと分かった」と手応えを口にし、将来的なご当地グルメ化も見据えた。

 県教委の「課題探究型キャリア教育ゼミ」の一環。拠点校の大原高を中心に、連携校の県立一宮商業高、県立大多喜高の生徒が協力し、それぞれの特色を生かしながら本年度いっぱい、観光に特化して若年層の人口増加策について、魅力あるプランを探っていく。

 同映画は、沖縄県本島のやんばる地域を舞台に、主人公がお告げの「神様にささげるサンドイッチ」を探し求めながら、食や暮らしについて考えていくストーリーをドキュメンタリー風に描いている。

 高校生が考えた“いすみ版”は大原産のタコを唐揚げにし、エスニ ・・・

【残り 607文字、写真 1 枚】



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