ウミガメ産卵地を保護 九十九里浜の自然を守る会会長・猿田勇さん(71) 【ひと模様】

 太平洋に面する古里、白子町で絶滅危惧種「アカウミガメ」の保護活動を続ける。九十九里浜は産卵地として知られ、町内の海岸で今年保護した卵は今月10日から順次、ふ化した。豊かな自然の象徴でもあるウミガメを見守り、「絶滅させてはいけない」と力を込める。

 町内でアカウミガメや海浜植物の保護活動を行うボランティア団体「九十九里浜の自然を守る会」(会員54人)に2008年ごろ入会し、5年前から会長を務める。

 会員は、アカウミガメが上陸する5月末~8月末ごろに毎朝、町内約6キロの海岸をごみ拾いしながら巡回し ・・・

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