2024年9月17日 05:00 | 有料記事

カウンターに立つ横山代表(右)

蔵精で提供される料理
「千葉県産の野菜はとてもおいしい。その魅力が一人でも多くの人に伝わり、地域の生産者の一助になれば」。市原市の和食店「蔵精」はそんな思いを料理に込める。蔵精では肉や魚を使わず、有機栽培・自然栽培で育てられた県産の季節の野菜をふんだんに使用した野菜和食料理をコースで提供する。自慢の一品は「筍のステーキ」。使用する野菜や米は、横山精一代表自らが生産現場まで足を運び選び抜いたこだわりの食材たちだ。野菜のみで構成されたコース料理だが満足感が高く多くの方が通う。10年超にわたり都内から通ってくれる常連もいるとのことだから驚きだ。
代表は大学卒業後、単身渡米し米国 ・・・
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