【オルロージュ】(268) 小川哲・作 岡野賢介・画

 ◆第二十七章 後藤桜樹(9)
  
 僕はときどき、何をやってもうまく行かなくて会社の資金が尽きかけた昔のことを思い出していた。今は調子がよくても、いつか潮目が変わるんじゃないかと ・・・

【残り 802文字、写真 1 枚】



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