タマネギと鶏肉とろり 師の言葉胸においしさ追求 中華大島(柏市) 【京葉東葛 夏のカレー巡り】(2)

タマネギをとことん炒めて調理した「シャヒジャルカレー」を手にする浅野さん=10日、柏市
タマネギをとことん炒めて調理した「シャヒジャルカレー」を手にする浅野さん=10日、柏市
個性的な外観と打って変わり、店内は清潔で涼しげだ。カウンター、テーブルの計13席=10日、柏市
個性的な外観と打って変わり、店内は清潔で涼しげだ。カウンター、テーブルの計13席=10日、柏市

 おしゃれな店が並ぶ柏駅東口の旧水戸街道沿いで、ひときわ目を引く年季入りの軒先テントが目印。美容師から30代半ばで転身を決意しカレー修行をした店主の浅野範雄さん(48)が「最高の味を」とこだわり抜いた人気メニューの「シャヒジャルカレー」(税込み1050円)は、とことん炒めたタマネギが丸々1個分溶け込んだ漆黒の一品で、絶妙の甘辛さを求め、客足が絶えない。

 中華料理店の長男として育ち、小学校低学年から調理をしていた。美容師として中国で店長を務めるなど活躍したが「一番好きなものはカレー」と一念発起 ・・・

【残り 5717文字、写真 2 枚】



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