2024年8月13日 05:00 | 有料記事

「銚子クレープ」を紹介する店主の東さん(左)と、焼きクレープを手にするスタッフの北村ルナさん=銚子市

シンプルな中に花柄が目を引く店舗外観。自販機は店横に場所を移し不定期営業している
自動販売機の営業で親しまれたクレープ店。5月、飯沼観音(円福寺)の敷地内に実店舗をオープンした。銚子出身で管理栄養士の店主が生地や具材の素材にこだわり作るクレープは好評で、店内飲食やテイクアウトで味わえる。
店内は客席が6席ほど。窓の外を見ると仁王門の朱色に木々の緑が目に入り、のんびり散策する人の姿も。周辺は新旧の店が営業し、観光客も訪れる。
店名の「フィーカ」はスウェーデンの習慣で、甘い物とコーヒーでの休憩時間を指す。仕事や作業の効率性を高めるともいわれる。北欧好きの店主の東麗さんは「銚子の皆さんもちょっと一息つきながら、仕事や勉強などを頑張ってもらえたら」と説明する。
使用するのは国産 ・・・
【残り 4607文字】