【オルロージュ】(237) 小川哲・作 岡野賢介・画

 ◆第二十四章 後藤桜樹(3)
  
「それならよかったです――」という僕の言葉に桐田さんが「――全然よくない」と被せる。「全然よくないよ。だって取締役の誰かが『突撃兵』かもしれないでしょ?」 ・・・

【残り 841文字、写真 1 枚】



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