【オルロージュ】(236) 小川哲・作 岡野賢介・画

 ◆第二十四章 後藤桜樹(2)
  
 桐田さんとはそれなりに長く付き合ってきたけれど、彼女が「こいつ」と口にするのも、こんなに冷たい目をするのも初めてだった。僕は「わかりまし ・・・

【残り 769文字、写真 1 枚】



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