ナイン一丸逆転 守備ミス、打撃で挽回 市船橋 第106回全国高校野球 千葉大会 第14日

市船橋―市原中央 4回裏市船橋1死満塁、上林が同点の右前打を放つ=ZOZOマリン
市船橋―市原中央 4回裏市船橋1死満塁、上林が同点の右前打を放つ=ZOZOマリン

 ▽準決勝(ZOZOマリン)
市原中央
201000000―3
01020030×―6
市船橋

 守備からリズムをつくる伝統の“イチフナ野球”が出だしでつまずいたが、崩れることはなかった。劣勢で踏ん張れなかった春までの悔しさを糧に、以降はミスを出さない鉄壁守備を貫くと、勝負どころで長単打や小技を使って逆転勝ち。市船橋がノーシードから2年ぶりに決勝の舞台まではい上がってきた。

 先発の2年宮永千聖が一回先頭に死球。続く打者の送りバントを捕手の上林武蔵が素早く捕球して併殺を狙ったが、「気持ちが出てしまった」と、二塁送球が浮いてアウトを奪えず。守りのミスから2点の先制を許した。

 攻めたことによるミスだったものの「2年生投手を ・・・

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