伝統の堅守、成田1点差守り切る 奪三振ゼロ、失策もゼロ Aシードとの投手戦制す 第106回全国高校野球 千葉大会 第9日

Aシード千葉経大付に守り勝ち喜びを爆発させる成田ナイン=県総合SC
Aシード千葉経大付に守り勝ち喜びを爆発させる成田ナイン=県総合SC

 ▽4回戦(県総合SC)
成田
  100010000―2
  010000000―1
千葉経大附

 伝統の堅守を誇る成田がAシード千葉経大付との投手戦を制し、2大会ぶりに16強に名を連ねた。

 一回、中越え三塁打を放った先頭の山田煌大主将が、続く高嶋大翔の右前への当たりで生還。あっという間の先制劇だった。二回に1―1とされてからは両者のにらみ合いが続き、均衡が崩れたのは五回。2死一、三塁で打席に立った5番鹿児島大輝が好機をものにした。左翼方向へ二塁打を放ち、三走山田が2度目のホームを踏んだ。

 得意の左腕 ・・・

【残り 336文字】



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