2024年7月9日 05:00 | 有料記事

投球する梅沢

フリー打撃を行う中山主将

中山主将(左から4人目)を中心に集まりグラウンドでミーティングをする専大松戸の選手たち=6月、松戸市
春の県大会は2014、15年以来となる2度目の連覇。夏も2年連続4度目の優勝が懸かる。千葉の頂点に立ってきたチームではあるが、あくまでも挑戦者の立場を崩さない。「夏に勝たないと甲子園には行けない。“自分たちの代の初優勝”を目指す」と中山凱主将は言う。
走者を置いた実戦形式のノックの最中、ノッカーの小林一也コーチの手が止まる。直前に失策を連発しマウンド付近に集まる選手たち。「しっかり放れ」。改善点を指摘したり、チームの決まり事を確認したりして再び守備位置に散っていった。
守備の意識は例年以上に高い。中堅手の清水友惺は「千葉でナンバーワンになるための練習をしている」。送球の高低や中継プ ・・・
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