2023年の飲酒事故死6人 千葉が全国ワースト 県警、特命班で24時間摘発

飲酒運転トラックによる児童死傷事故の現場に手向けられた花や飲み物=28日、八街市
飲酒運転トラックによる児童死傷事故の現場に手向けられた花や飲み物=28日、八街市
飲酒運転根絶を呼びかける掛札とマグネット=県庁
飲酒運転根絶を呼びかける掛札とマグネット=県庁

 昨年1年間の千葉県内の飲酒運転事故による死者は6人に上り、都道府県別で全国ワーストだった。飲酒運転のトラックが引き起こした八街市の児童死傷事故から28日で3年となったが、いまだに飲酒運転の悲劇はなくならない。県警は「自分が飲酒運転をしないのはもちろん、家族や友人にもさせないという意識を」と改めて呼びかけている。

 県警交通総務課によると、今年の県内は5月末までに飲酒運転による人身事故が51件(前年同期比2件減)で、死亡者は1人(前年同期比3人減)となっている。

 飲酒運転による人身事故の1~5月の件数は、県内では2020年以降、40~50件台で推移している。八街の事故が起きた21年以降も目立った減少はない。千葉市や市原市、船橋市で特に多 ・・・

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