【オルロージュ】(160) 小川哲・作 岡野賢介・画

 ◆第十五章 倉敷秀斗(9)
  
 僕は単に、僕の今の気持ちを桐田に知っておいてほしいのだった。これまで会社は苦境の連続で、僕の漠然とした不安なんかに気を配ってもらう余裕なんて ・・・

【残り 778文字、写真 1 枚】



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