合掌造りで至福の時を 極上豆と居心地良い空間 珈琲道えどもんず(富津市) 【古風を個性に 房総リノベカフェ】(5)

カウンターに立つ青山さん(右)と小山さん。ゆっくりと時間をかけて抽出中の氷出しコーヒーが壁側に並ぶ=富津市
カウンターに立つ青山さん(右)と小山さん。ゆっくりと時間をかけて抽出中の氷出しコーヒーが壁側に並ぶ=富津市
白川郷から移築された合掌造りの古民家に心地良い時間が流れる「えどもんず」
白川郷から移築された合掌造りの古民家に心地良い時間が流れる「えどもんず」

 岐阜県の白川郷から移築された合掌造りの古民家は、築240年の時を刻んだ重厚なたたずまい。鋸山の麓、東京湾を望む海辺のまちに溶け込み、多くのファンの心をつかんでいる。

 落ち着いた雰囲気の店内に入ると、焙煎(ばいせん)機をはじめ、さまざまなコーヒー器材と豆のたるや瓶が目を引く。カウンターわきには、天然氷から溶け出した水で平均約10時間かけてじっくりと抽出中の氷出しコーヒーが並ぶ。

 ブレンドは扱わず、ストレート専門店。まちおこしのため活動する住民に共鳴して2012年にオープンした。「えどもんず(江戸紋豆)」の店名は、マスターの青山清和さん(66)が江戸っ子だから。コーヒーを語るのではなく、味わうものとして ・・・

【残り 4750文字】



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