2024年4月1日 05:00 | プレミアム限定記事
これから川岸の桜並木が見頃を迎える白井市の「金山落(かなやまおとし)」は江戸時代に整備された排水路。市民の手で景観を守ってきた。水と共に生きる地域の営みの歴史が漂う。
◆市民で守る水の営み
白井市今井地区を流れる「金山落」は、護岸工事のされていない昔ながらの川の趣を残し、周囲を歩くと魚が跳ねる音やウグイスの鳴き声が聞こえてくる。
元々は、江戸時代に手賀沼の水害対策で整備された排水路。名前の由来は、生活に利用できない生活排水などを流す「悪水落堀(あくすいおとしぼり)」とされ、金山は市境の近い柏市の地名にもなっている。
周辺では、かつてたびたび水害に苦しめられた同地区の歴史も色濃 ・・・
【残り 774文字、写真 1 枚】
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