戦後民主主義教育の原点 生徒自ら山村生活を調査・記録 「山びこ学校」無着成恭編 【故郷の本たちへ 河野良恒】(112)

 昨年7月、生活綴方(つづりかた)の記録文集『山びこ学校』の編者で、僧りょの無着成恭さんが晩年に身を寄せていた多古町で亡くなった。私の両親も姉3人も教員だった。戦後教育とは何だったのか、少しでも知りたいと遅ればせながら民主主義教育の原点『山びこ学校』(岩波文庫、1995年)を読んでみた。

 昭和23(19 ・・・

【残り 1372文字、写真 1 枚】



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