101歳の現役社長、国内製シェアトップの製品も 冷凍機器部品、高品質売り 昭和製作所(白子町)【ちばの元気企業】

冷凍機器に使われる部品を製造する昭和製作所の工場=白子町
冷凍機器に使われる部品を製造する昭和製作所の工場=白子町
製品を持つ山田栄作社長
製品を持つ山田栄作社長

 白子町の本社工場で冷蔵庫や自動販売機、エアコンなどの冷凍機器に使われる主要部品を製造、販売する。主力の冷媒用ドライヤーは国内製シェアトップといい、大正生まれの現役社長、山田栄作さん(101)らが開発をけん引してきた。

 冷媒用ドライヤーは、冷蔵庫などの冷凍回路内部の水分を除去するために用いられる部品。冷蔵庫が一般に普及しつつあった1954年に開発し、大手家電メーカーへの納入を始めた。

 開発は海外製の冷蔵庫を分解して部品をまねる“ゼロ”からのスタート。工場長を早稲田大に送り、専門的に研究させるなど ・・・

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