2024年1月12日 18:03 | 有料記事

石川県の被災地で活動する千葉県警の広域緊急救助隊。電柱が倒れ道路は車両が通行できなくなっていた(千葉県警提供)

救助活動の様子を振り返る隊員ら=12日、県警本部

捜索活動にあたる県警の広域緊急援助隊員ら=石川県珠洲市(千葉県警提供)
能登半島地震の救助活動のため、1~9日に被災地へ派遣された千葉県警の広域緊急救助隊が12日、活動内容を報告した。県警は警備部隊や航空隊をそれぞれ2回、計77人派遣し、男女8人を救助。第1陣として現地入りした警備課の池田太一警部(40)は「つぶれた家屋が乱立していて非現実的な状況だった」と振り返った。県警は13日からも8日間にわたり約70人を派遣し、石川県珠洲市や輪島市を中心に、安否確認や不明者の捜索にあたる予定。
県警警備課によると、地震が発生した1日、石川県公安委員会からの要請を受け、同日夜に県警の警備部隊の29人が出発。2日朝に金沢市に到着したが、被災地は陸路が使えず、自衛隊のヘリコプターで石川県 ・・・
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