成田空港、国内線の利用者1億人到達 LCCターミナル転機に 「身近な移動手段」定着へ

新千歳行きの便に搭乗するため、スプリング・ジャパンの国内線チェックインカウンターに並ぶ旅客=10日、成田市の成田空港(画像の一部を加工しています)
新千歳行きの便に搭乗するため、スプリング・ジャパンの国内線チェックインカウンターに並ぶ旅客=10日、成田市の成田空港(画像の一部を加工しています)
日本各地と結ぶ国内線を案内する電光掲示板(右)と、新千歳行き便への搭乗でチェックインカウンターに並ぶ旅客たち=10日、成田市の成田空港LCCターミナル
日本各地と結ぶ国内線を案内する電光掲示板(右)と、新千歳行き便への搭乗でチェックインカウンターに並ぶ旅客たち=10日、成田市の成田空港LCCターミナル

 成田空港国内線を利用した旅客数が10日、延べ1億人に到達した。国際空港として開港した1978年当時は乗り継ぎ用。国内線を軸にする格安航空会社(LCC)専用の第3ターミナルが2015年にオープンして急速に路線や利用者が増えた。国際線とともにコロナ禍での停滞も脱し、成田国際空港会社(NAA)の担当者は「国内移動の足として国内線をさらに身近な存在に」と意気込む。

 10日、第3ターミナルにあるLCC「スプリング・ジャパン」(成田市)のカウンターには札幌(新千歳)に向かう旅客が列をなし、外国人観光客の姿も目立った。神奈川県から ・・・

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