松戸で議論本格化 調整区域開発する? 矢切住民、強まる懸念 【地方発ワイド】

 江戸川沿い約100ヘクタールの耕地を含む矢切地区など松戸市内12区域の市街化調整区域について、一部開発も含む基本計画を検討する市都市計画審議会(会長=福川裕一・千葉大名誉教授)の議論が本格化している。調整区域のままでの開発も可能で、市の将来像に大きな影響を与える議論。ただ、市がエリアごとの方向性を示した5月の審議会は「市民に混乱を生じる」として非公開に。矢切地区の住民らは見えぬ審議の行方に、将来への懸念を強めている。
(柏・松戸支局 鈴木直志)

◆増える休耕地

 本年度内の策定を目指して審議会で議論しているのは、昨年5月に市長から策定を諮問された「市都市計画マスタープラン(市街化調整区域編)」。市では優良な農地や樹林が残されているとして矢切地区など計1689ヘクタールを、開発規制の強い市街化調整区域として指定してきた。

 しかし、農業従事者の減少などにより休耕地が増えていることを理由に「立地条件や地区の特性に応じた計画的な土地利用の誘導が必要」として、新たにマスタープランを策定することにな ・・・

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