3人で1人の「長」 対話重ねて探る最善 御園生慎之介(中央学院) 【マスク越しの視線 主役は捕手】(3)

好投手ぞろいの中央学院を引っ張る御園生=我孫子市内
好投手ぞろいの中央学院を引っ張る御園生=我孫子市内
理想は「打てて、守れるキャッチャー」。打撃練習する御園生
理想は「打てて、守れるキャッチャー」。打撃練習する御園生

 投手出身の監督らしく、理想の捕手は視野が広く、安定したセカンド送球ができる上で「記憶力、観察力、洞察力といった目に見えない力や統率力が必要」とする。この夏、背番号2を任されたのは、御園生慎之介。中央学院の相馬幸樹監督は「真面目で、フィールディングが良い」と評価する。

 速球派の複数投手をそろえ、春は4強入り。大会5試合で3人の捕手をフル活用した相馬監督は「試合での疲労や集中力などを考えると、キャッチャーが一番大変。3人で1人ぐらいのイメージで、補い合っていければと」と説明。酷暑を踏まえ、夏も3人をベンチ入りさせる予定だ。

 野 ・・・

【残り 495文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る