【魂の歌を】(229) 真保裕一・作 旭ハジメ・画

 ◆第9章 事件の変転(10)
 
 修は毅然(きぜん)として言った。
 
「彼らを信じるのが、ぼくの仕事です」

「当たり前でしょ。あの局長だって信じてるし、覚悟は決めてる。けど、役員たちは会社だけ ・・・

【残り 849文字、写真 1 枚】



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