【魂の歌を】(222) 真保裕一・作 旭ハジメ・画

 ◆第9章 事件の変転(3)
  
「稲岡(いなおか)弁護士と連絡は取れたんでしょうか」

 気を取り直して修は訊いた。事件の詳細を知る数少ない重要人物なのだ。
 
「そ ・・・

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