【魂の歌を】(130) 真保裕一・作 旭ハジメ・画

 ◆第五章 明かされる過去 (31)

 イゾウが当時のことを思い出したように唇を噛んでから、言った。

「ジュンはおれと違って、喧嘩に慣れてなかったから、たまたま拳がやつの首筋に当たってしまっ ・・・

【残り 832文字、写真 1 枚】



  • Xでポストする
  • LINEで送る