【魂の歌を】(124) 真保裕一・作 旭ハジメ・画

 ◆第五章 明かされる過去 (25)

「確かに我々が甘すぎたようだな。本名を明かしたくないと言ってきた時、こういう事態を想定しておくべきだったよ」

 西野が悔しげに掌で額をさすり上げた。< ・・・

【残り 823文字、写真 1 枚】



  • Xでポストする
  • LINEで送る